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オリコ(オリエントコーポレーション) 過払い請求 対応状況 2020年

オリコ(オリエントコーポレーション)の2019年最新過払い金回収状況(回収率123% 回収期間6.8ヶ月)を掲載。平均回収金額・最高回収額に加え、倒産の可能性・訴訟後の対応も千葉 船橋・柏リバティ法律事務所の弁護士が解説。

オリコ(オリエントコーポレーション)の概要

ブランド名:オリコカード

ブランド名はオリコカードです。
日本最大手のオートローン事業を有する信販会社のオリコ。
筆頭株主みずほフィナンシャル・グループが40%の株式を保有していることからも、倒産の危険は非常に低いです。
ただし、幅広い事業展開をしており、過払金がある場合でも自動車オートローンやみずほ銀行保証債務などがある場合には、請求に際して注意が必要です。
この場合には、カードのみの過払金返還請求であることを明示して請求する必要があります。

オリコに対する過払い金請求の回収率・期間について

最終更新日
2020年10月09日

平均回収金額
(依頼者1人につき)
962,077円
最高回収額 7,690,000円
最低回収額 10,928円

※2010年12月以降103件の記録に基づきます。

直近5件のデータ

解決方法 和解
平均回収率* 123.40%
平均回収期間
(依頼から入金まで)
6.71ヶ月

* 引き直し計算後の過払い元金を100%として計算

依頼から訴訟提起 0.8ヶ月(23日)
訴訟提起から和解 3.2ヶ月
和解から入金 2.9ヶ月

対応状況

取引履歴の開示は2~3週間程度です。
平成4年以前の履歴については入金のみの履歴で非常に見難く、引き直し計算をすることは困難です。
開示される取引履歴は引き直し計算後のものですので本人請求の方にはよいかもしれません。
もっとも当事務所ではきちんと計算し直しております。

50,000円程度の少額であれば請求書のみで満額回収できる場合もあるのですが,担当者によっては元金程度となってしまい,安定しません。
やはり少額でも訴訟提起が確実です。現在もほとんど訴訟提起をしています。

訴訟提起後の対応は、請求額が大きくなければ第1回期日後に和解となることが多いです。
請求金額が大きい(100万円以上)場合や上記のように入金のみの履歴しか無いケースでは代理人をつけてくることがあり、この場合は3回程度の期日が必要となります。
もっとも、いずれのケースについても、解決時間に差はありますが満額で和解ができており、回収が容易な業者といえます。

和解からの入金は6ヶ月~9ヶ月先を指定してくることが多く、入金は遅めになっています。
もっとも、その場合も支払日までの利息(5%)はつきますので、銀行に預けているつもりでお待ちいただければと思います。

直近の対応状況

入金日 解決方法 回収期間(月) 回収額 過払い元金 回収率
2020/08/25 和解 6.97 \540,000 \391,086 138.08%
2019/06/07 和解 6.13 \1,184,000 \1,032,678 114.65%
2019/04/25 和解 5.67 \394,597 \385,617 102.33%
2019/02/18 和解 8.10 \204,000 \176,255 115.74%
2018/12/05 和解 6.70 \1,408,000 \963,164 146.18%

*法律上の争点あり

オリコの会社概要

ブランド オリコ(オリコカード)
企業名 株式会社オリエントコーポレーション
URL http://www.orico.co.jp/
本社所在地 東京都千代田区麹町5丁目2番地1
資本金 1,500億円
貸金業者登録番号 関東財務局長第01243号
事業内容 個別割賦事業カード・融資事業、銀行保証事業。日本の大手信販(ショッピングクレジット・オートローン・クレジットカード)会社。通常のクレジットカードのキャッシング利用枠以外にローン専用カードや、教育プラン、リビングプラン、カルチャープラン、トラベルプラン、ブライダルプランなど目的別ローンがある。

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